　2人の死者を出した日本最大の原子力事故＝茨城県東海村JCO事故から早くも1年を迎えようとしています。この事故は、わずか1・のウランが、2名の死者と数百名の住民被爆者を出すという、原発の危険性を白日のもとにさらしました。過去に発生した多くの原発の大事故が物語っているように「安全性」「平和利用」「安上がり」という政府のキャンペーンは作られた神話にすぎません。昨年の臨界事故も決して現場の人為的ミスなどというものではなく、原発そのもののもつ宿命的な事故でした。

　JCO事故を風化させないで、本当の事故原因を明らかにした上で、旧動燃と科技庁の責任を追求せねばならないでしょう。

　京都では、この集会を契機に「廃原発にむけての提言」づくりのプロジェクトチームを立ち上げ、各方面の専門家の知恵を活かし、1年位かけてトータルな視点から廃原発にむけての提言を作成し、世論を喚起していく事業を開始することになりました。

　多くの人の参加を呼びかけます。

　　■日　時：2000年9月30日（土）午後1時～5時
　　　場　所：京都学生研修会館（TEL　075-771-6025）
　　　参加費：500円（学生200円）

　　■第1部　講演：海老沢　徹（京大原子炉実験所助教授）「JCO事故の諸問題」

　　　第2部「提言」プロジェクトチーム第1回シンポジウム
　　　　　　　　　　　　石田　紀郎（京大教授）
　　　　　　　　　　　　海老沢　徹（京大原子炉実験所助教授）
　　　　　　　　　　　　荻野　晃也（京大講師）
　　　　　　　　　　　　中村　尚司（龍谷大教授）
　　　　　　　　　　　　他

　　■主　催　　9・30京都集会実行委員会

　　■連絡先　境毅（TEL・FAX　075-671-1808）

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Author: admin Published: 2006/1/5 Read 2221 times