第15回公開講座のご案内

ネットワーク情況・関西　代表者　表　三郎　
Ｅメール：sakatake2000@yahoo.co.jp 携帯：080-3139-7820（境）
　
NPO法人日本スローワーク協会と提携して実施している公開講座も早くも3回目となります。基本テーマは「若者の労働環境」ということで、継続していきますが、今回のテーマは「若者よ議員になろう」です。富田のカフェコモンズによく来てくださっている高槻市市会議員の野々上　愛さんにお願いしたところ、「マジでやりますよ。」ということで引き受けてくれました。ちょうど統一地方選と参院選の年に当たり、団塊世代の代表を出す運動や、議員養成塾などの話題がマスコミを賑わせています。また朝日新聞は年頭からのロストジェネレーションの続きとして「分裂にっぽん」の連載を開始しています。それによれば若者のどうしようもない労働環境に対して、いろいろな人たちがいろいろな方法で改善の取り組みを始めているようです。
私たちワーカーズ・コレクティブ・サポートセンターやスローワーク協会のミッションからすれば、もう一つの働き方ができる場を増やしていくことですが、議員の輩出も、生活クラブ生協が試みている代理人運動の形をとっていけば、働く場の拡充につながっていきます。そんな可能性も研究しながら、現職の地方議員の方々のお話をお聞きすることにしました。奮ってご参加ください。なお参加費はカンパ制です。

日時　　2007年5月27日（日）午後1時から5時　終了後交流会
場所　　京都市国際交流会館（地下鉄蹴上）
講師　　野々上　愛さん（高槻市市会議員）
　　　　　ロストジェネレーションの真ん中にいるという野々上さんは、いろいろ寄り道したあと、意を決して議員を志望し見事初回当選を決め、二期目もトップ当選を果たしました。自身の経験を踏まえ、同世代の若者たちにエールを送ります。
　　　　山本　恵さん（京都市市会議員）
　　　　　今年の地方選挙で京都市南区から市議に立候補し、見事当選した山本さんは団塊世代で、今年の選挙では団塊世代の立候補もずいぶん話題となりました。従来イベントプロデューサーとして活躍してこられましたが、突然議員になった心境を話していただきます。
司会　　境　毅さん（共生型経済推進フォーラム運営委員）
進行　　講師一人30分の報告をお願いし、質疑応答して休憩。再開後はパネルディスカッション。
　以降もこのような形でいろいろな団体や諸個人とつながる形で講座を企画して行きたいと考えています。皆さんのご協力を期待しております。

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-5-14 20:47:48 (1679 ヒット)

お知らせ : スローワーク協会会報の販売について

NPO法人日本スローワーク協会では会報のバックナンバー1年分のセット販売をしています。その案内を掲載しておきます。
なおバラ金雑記で言及したプレカリアートについての報告は12号の「若者の労働環境」にあります。

スローワーク協会会報『スローワーク』セット販売のご案内

2007年3月　NPO法人日本スローワーク協会

　スローワーク協会では昨年4月から月刊で会報を発行してきました。7・8号は合併号ですので、年間で11冊発行したことになります。このバックナンバー11冊をセットで販売しますのでこの機会にお求めください。（A4版、16頁、1冊300円）

　価格　11冊　2000円（送料込み）
　申し込んでくださればメール便で送ります。
　郵便振替　口座番号　０１０９０−５−６７２８３
　　　　　　口座名　　資本論研究会

　内容目次

＊　特集
1号　カフェコモンズ。　2号　カフェコモンズ若者文化の芽生え。3号　就労倶楽部。
4号　売店「かめやん」、喫茶「うたたねや」。　5号　スローワーク研究会。
6号　スローワーク協会の引きこもり支援とは。　7・8号　この一年間を振り返って。外から見たカフェコモンズ。　9号　スローワークと障害者自立支援法。　10号　スローワーク協会の引きこもり支援とは（２）　11号　NPOで働く（その1）　12号　NPOで働く（その2）

＊　友好団体紹介
1号　ナマケモノ倶楽部　　2号　NPO法人つながりネットワークなかま　3号　石窯研究会　5号　Café Millt　

＊　イベント報告
「中村一義ナイトｉnコモンズ」1号
「引きこもり・野宿者〜２つのホームレス」7・8号

＊　研究会報告
大越　功先生「精神障害とは何か？」1・2号
吉村文彦先生「松茸の生態と里山の保全」3・4号
イリーナ・エルマコヴァ先生「遺伝子組み換え食品の恐怖」5・6号
斉藤縣三先生「障害者自立法とは何か」9号
遠藤礼子先生・内海博文先生・櫻田和也先生「若者の労働環境」12号

＊　連載
宇梶　卓「ポスト・フォーディズム分析に向けて」1・2・3・4・5号
境　毅「レヴィナスの外の主体」7・8・9・10・11・12号
文化欄　各号

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-5-3 23:09:21 (1820 ヒット)

お知らせ : 5月13日の資本論カフェと文化知講座

5月は13日（日）午前11時から資本論貨幣章の読み合わせです。
午後2時からは文化知講座です。今回はデリダのレヴィナス批判を検討します。テキストは『エクリチュールと差異』（法大出版局）所収の「暴力と形而上学」です。
この本でデリダは結果として西欧哲学の自己意識論を擁護しています。これは基本的に的外れなので、デリダの作品についての疑問を博大させました。デリダはフッサールの『幾何学の起源』をフランス語訳し、それに長大な解説を書いているのですが、それやフッサール批判の『声と現象』などについても再審したいと考えています。

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-5-2 21:42:43 (1583 ヒット)

お知らせ : 第14回公開講座のご案内

第14回公開講座のご案内

　　　　　　　ネットワーク情況・関西　代表者　表　三郎　
Ｅメール：sakatake2000@yahoo.co.jp 携帯：080-3139-7820（境）
　
　今年になって公開講座は「若者の労働環境」というテーマで、若者たちからの報告を聞くという形をとっています。すでに2回終わりました。ところでもともと3月ころに予定していたレヴィナス座談会ですが、皆さんの都合で4月実施となりました。ハイデガー座談会と同じメンバーで今度はレヴィナスに取り組みます。
　レヴィナスは倫理の哲学者として今脚光を浴びています。殆どの本が翻訳されていますし、レヴィナスに関して論じた本も10冊は超える状況です。しかしレヴィナスの思想を文化知の萌芽として捉える試みは未だなされていません。今回の座談会では、この試みに可能性があるのかどうかということを論点の一つにする予定です。
　レヴィナスの多くの本のうち『全体性と無限』（国文社）『存在の彼方へ』（講談社学術文庫）『外の主体』（みすず書房）の三冊を取り上げます。
　テーマについてですが、レヴィナスは存在論の外へ赴くことで倫理的関係の解明をなそうとしました。しかしもっと外には社会関係の解明があるのではないでしょうか。レヴィナス流に言えば、社会は人間の意識には痕跡としてしか捉えられません。倫理的関係の外に出れば社会関係に直面し、商品や貨幣といったマルクスの分析と接合していくのではないでしょうか。担当者の一人として、このような発想を盛り込んでみたいと考えています。奮ってご参加ください。（文責榎原）
　

日時　　2007年4月29日（日）午後1時から5時　終了後交流会
場所　　ひとまち交流館京都（バス停河原町正面東側）
テーマ　　　レヴィナスから外へ
メンバー　　清　眞人さん（近畿大学教授）　仲正昌樹さん（金沢大学教授）
　　　表　三郎さん（ネットワーク情況）　榎原　均さん（office-ebara主宰）
参加費　カンパ制　（当NPO会員は無料です）
主催　　ネットワーク・情況関西　代表者　表三郎　事務局長　境毅
後援　　情況編集部　大下敦史
　　　　NPO法人ワーカーズ・コレクティブ・サポートセンター

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-4-9 21:02:29 (1862 ヒット)

お知らせ : 4月8日の資本論カフェと文化知講座

お知らせが遅くなりました。
4月8日（日）午前11時から資本論カフェ。
　　　　　　午後2時から文化知講座。
場所は富田の事務所です。
資本論カフェは貨幣論の読み合わせです。
文化知講座は、レヴィナスの『存在の彼方へ』第六章と『外の主体』についての論文ができています。その読み合わせをします。文化知講座の構想についてはバラ均雑記に新たに書く予定です。

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-3-30 21:12:07 (1503 ヒット)

お知らせ : 第13回公開講座のご案内

第13回公開講座のご案内

ネットワーク情況・関西　代表者　表　三郎　
Ｅメール：sakatake2000@yahoo.co.jp 携帯：080-3139-7820（境）
　ネットワーク情況・関西の公開講座も3年目に入りました。ここで講座のイメージを一新して、新たな形で進めて行きたいと考えています。従来は主として学識経験者を講師としてお招きし、お話をお聞きする形でしたが、以降は若い人たちに講師として登場していただき、それぞれ思うところを開陳していただきたいと思っています。そしてこのようなことを実現するために関西で活動しているNPO団体をはじめいろいろな運動体と連繋していきます。
1月28日（日）に新規の企画第一回目がNPO法人日本スローワーク協会と提携して実施されました。テーマは「若者の労働環境」ということで、講師に遠藤礼子さん（立命館大学非常勤講師・ゼネラルユニオン副委員長）、内海博文さん（大阪大学人間科学研究科特任助手・NPO法人recip）、櫻田和也さん（大阪市立大学院生・NPO法人remo）をお招きし、有意義な講座を持つことができました。スローワーク協会の会報（3月号）に内容の一部が報告されますし、全体の報告もいずれ冊子にする予定です。
3月の公開講座も同じテーマで実施することになり、スローワーク協会の方で講師を依頼していただいて次のような企画が決まりました。奮ってご参加ください。なお参加費はカンパ制です。

日時　　2007年3月25日（日）午後1時から5時　終了後交流会
場所　　ひとまち交流館京都（バス停河原町正面東側）
講師　　渡邊　太さん（大阪大学／NPO法人recip）
　　　　　「NPOで働くこと」について、社会学専攻の研究の傍ら自宅でカフェを開いている体験を踏まえて問題提起していただきます。
　　　　湯川まゆみさん（NPO法人SEIN＜サイン＞代表理事）
　　　　　堺市から市役所1階にある市民活動コーナーの運営を受託しているNPOで働いている立場から思うところを語っていただきます。
　　　　朝田　亘さん（築港ARCチーフディレクター）
　　　　　築港ARCという芸術施設を運営しているアートNPOでディレクターとして働いている立場から、その活動について報告していただきます。
司会　　境　毅さん（共生型経済推進フォーラム運営委員）
進行　　講師一人30分の報告をお願いし、質疑応答して休憩。再開後はパネルディスカッション。
　以降もこのような形でいろいろな団体や諸個人とつながる形で講座を企画して行きたいと考えています。皆さんのご協力を期待しております。

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-3-4 16:00:09 (1711 ヒット)

お知らせ : 3月11日の資本論カフェと文化知講座

3月11日午前11時から午後1時までは資本論貨幣章の読み合わせです。大体読み合わせの学習会は商品章で疲れたしまって終わってしまうようですが、今回貨幣章にまで読み進んでいろいろ発見がありました。
午後2時からは文化知講座の第二回目です。レヴィナスの全体像がテーマですが何とか文章化できそうです。ご期待ください。
なお、この日の午後8時からはカフェコモンズで、ビデオ鑑賞の「カフェてれれ」があります。これについてはカフェコモンズのHPを参照ください。

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-3-1 12:29:38 (1476 ヒット)

お知らせ : 2月25日のスピノザ研究会

2月25日午前10時からはスピノザ研究会です。
場所はひとまち交流館京都（バス停河原町正面）です。
内容は茨木さんによる中沢新一『はじまりのレーニン』でこれは面白い。
私はASSB14−6に掲載した「レヴィナスとデリダ」を報告します。最近デリダは怪しいと思うようになりました。脱構築とは食わせものかもしれません。でもなぜ怪しいのでしょうか。頭がよすぎるのでしょうね。

投稿者： ebara 投稿日時： 2007-2-13 22:18:56 (1514 ヒット)

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