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8.9月5日定例研究会報告


8.9月5日定例研究会報告


2001.9.13 榎原 均

 9月5日に行われた、中・日研究者・実践家交流シンポジウムは、午後3時より、日本側からの報告、そして午後6時30分より、公開で中国側からの報告を受けました。日本側からの報告は、境、三宅、西嶋の三名が担当しました。

 「ソ連社会主義崩壊の根本原因と今後の社会革命の展望」境 毅
 「日本資本主義の現状と問題点-企業戦士の経験から-」三宅 崇昭
 「資本主義の荒廃と青年たち」西嶋 彰
 ※上記のレジュメは、社会システム研究フォーラムに掲載しています。

 中国側からは李 崇富さんに「中国社会主義の今後」というテーマで報告していただき、予定時間をオーバーして、質疑応答がなされました。
 全体については、テープおこしをし、社会システム研究所紀要2号に掲載します。

 夜の部についての個人的な感想を述べておきます。
 広東省などでのゴーチン企業が発展している農村では、農民が兼業化したり離農したりで、村の農業は自給程度になっています。中国全土がこうなれば、都市を養えない。日本の工業化の欠点は、農業を破壊してしまったことにあるが、中国はこの道を進まないでほしいと問題提起したところ、中国は農業については機械化や大規模化を進める、と言っていました。これは一寸ヤバイのではないでしょうか?
 また、環境問題についても、水質や廃ガスについての規制が始まっている、ということでしたが、砂漠の緑化も含め、課題は山積している様子でした。




Date:  2006/1/5
Section: 研修会こぼれ話
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