。ヲ office-ebara
ある映画を見て

1:ある映画を見て
megumi 04/16 00:50
榎原さん、新宿の映画館で、若松孝二監督作の『連合赤軍浅間山荘への道程』をみました。タイトルどおりのストーリーです。共産主義化と銃撃戦であり、若松監督の次世代への、轍は踏むなというメッセージですね。
変わりゆく坂東や、坂口の人相に感動しますね。
若松組は、共産主義化のアンチとして、映画製作のなかで、協同主体の創造に挑戦したのではないのか・・・?ふとそんな感慨を持ちました。
商品・貨幣関係の批判のなかに、幻想としての自由平等なブルジョア的個人への批判と乗り越え――があると、この映画を見てあらためて思った次第です。
商品所有者の欲望をもちだす宇野理論や、物化論に満足するスターリン主義では、価値形態論を物象化論として分析できないのですから、こんな理論的課題の所在に盲目だったのです。
協同主体の創造が、映画人にもみえてきたのだとおもいます。


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