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小澤勝徳氏の<アナリティカル・マルキシズム批判>を読んで、

9:Re: 「ペテロにとっては・・そのパウル的肉体のままで、人間という種属の現象形態」
田中 02/17 15:45
〈「商業は総じてある一つの労働を別の労働と交換することにほかならないから、あらゆるものの価値は労働によって最も正しく評価される」〉

〈「最後」の「価値の実体という以外に何の限定ももたない「労働」・・・は、抽象的人間労働であることは論を待たないですよね。その前の「別の労働」とは何でしょう。「人間労働一般」あるいは、「人間的労働力一般の支出」のことであり、そして、はじめのある労働とは、具体的姿態の労働でしたね。
つまり、ここには<「価値を形成する労働の独自な性格を現出させる」メカニズム>など無かったのです。〉

フランクリンの引用文は異なった有用労働の交換についてのものであり、「別の労働」とは別の種類の有用労働として読むのが私の解釈です。人間労働一般と抽象的人間労働とは同義として私は理解しています。


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