。ヲ office-ebara
07年新たな論争を

1:07年新たな論争を
ebara 07/03 22:25
田中さんの投稿「榎原均氏の価値形態論に対する若干の疑問」があり、これを論争のページに「07年新たな論争を)というスレッドで入れました。これへのコメントをすると約束していましたので、掲示板で書きます。
1)事態抽象の把握を可能にする知の根拠とは、について。
これについては私は事態抽象は関係による綜合で、思考の場合の分析的抽象とは異なると考えています。(HPの「どうするべきか」の「文化知の提案」参照)
2)価値存在は価値形態に先行するのか、について
商品の生産過程と流通過程は資本価値のひとつの流れですから、それをどこかで恣意的に切断して、価値存在と価値形態という風に分けることは余り意味はないでしょう。価値とは商品章の段階では交換価値ですが、貨幣の資本への転化以降は資本価値となります。
3)抽象的人間労働とは何か、について
今なら、分析的抽象(商品の二重性)と事態抽象(価値形態論)との違いというでしょう。

1-

BluesBB ©Sting_Band